企画主旨
  


  トウキョウ建築コレクションは、日本の建築・環境・都市のさらなる向上を目標に、学生が主体となり企画・運営が行われています。

  2007年3月、代官山ヒルサイドテラスにて、第一回『トウキョウ建築コレクション2007』が開催され、全国の修士学生による修士設計・修士論文を一同に集めた日本初の全国規模の修士設計論文展が実現されました。そして、建築学の様々な分野から集まった修士学生同士によって、新たな建築・都市像を導くための分野を超えた深い議論の場を創ることができました。また、2000人という多くの方に来場していただいたことで、広く社会に開かれた企画を行うことができたと実感しております。

  『トウキョウ建築コレクション2008』は3つの企画から構成されています。一つ目は、全国規模で集められた修士設計から選び抜かれた作品が展示される「全国修士設計展」です。二つ目は、建築学の様々な分野から集められた修士論文を基に、各専攻を横断する幅の広い議論を展開することを目的とした「全国修士論文討論会」です。三つ目は、実務家の視点を通し、改めて「東京」という都市像をとらえ直すことを目的とした「特別講演」です。初年度にあたる今年は建築家槇文彦氏による特別講演を予定しています。

  本展覧会が今後何十年と継続することで、毎回の「コレクション」の集積が「アーカイブ」としての価値を担い、分野を横断する建築教育に貢献することを目標としています。延いてはより多くの方々に認知されることで建築文化・都市環境にとって意義のあるものになることを願っています。


トウキョウ建築コレクション2008 実行委員一同